凄すぎたのは? プレミアリーグ、歴代最強アジア人ランキング9位。歴史的な人物!? 中国サッカーの重鎮
現在、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグに史上最多となる5人の日本人選手が挑戦しており、トッテナムではソン・フンミンが主将を務めるなど「アジア人選手」の存在感が増している。今回はドイツメディア『OneFootball』が作成したランキングを基に、歴代最強アジア人選手ランキングを紹介する(成績は『transfermarkt』を参照。2024年9月22日時点)。
9位:スン・チーハイ(元中国代表) 生年月日:1977年9月30日 プレミアリーグ通算成績:123試合3得点6アシスト 近年の中国代表は2024年に行われたAFCアジアカップ2023においてグループリーグで姿を消し、9月のワールドカップ(W杯)最終予選でも日本代表に0-7で大敗を喫するなど弱体化が進んでしまっている。しかし、2000年代初頭にはプレミアリーグの第一線で活躍している選手もいた。 その代表的な選手が、現役時代に攻撃的な右サイドバック(SB)として名を馳せたスン・チーハイである。中国人で初めてプレミアリーグのピッチに立った同選手はマンチェスター・シティがUAE資本となる前まで長年にわたって主力を務めており、現在もクラブのレジェンドの1人としてトロフィーツアーのイベントにも出席している。 特にマンチェスター・シティがプレミアリーグ復帰を果たした2002/03シーズンからの2年間はチームに欠かせない選手だった。本職の右SB以外にも一列前やボランチでも起用され、2003/04シーズンはプレミアリーグ33試合で1得点6アシストと好成績を残している。しかし、2004/05シーズン開幕直後に前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまったことで、主力からサブへと序列を下げてしまった。 それでもプレミアリーグでは通算123試合に出場し、イングランドではマンチェスター・シティを筆頭にクリスタル・パレスとシェフィールド・ユナイテッドの3つのクラブを渡り歩いた。現在のプレミアリーグよりもフィジカルコンタクトが重要視されていた時代に、これだけの試合数に出場して実績を残したのは賞賛されるべきだろう。
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