益若つばさ、起業目指す大学生に “つばさ売れ” 現象語る「ムーブメントを作るのはすごく楽しい」
準グランプリは倉橋輝さんと藍原朋弘さんの「AI活用型口臭診断システムの開発と総合ケアサービス」。男性は女性に比べて口臭に対する意識が低いという課題に、同社が運営する「グランプロデンタルクリニック銀座」監修のAI活用型口臭診断システムを開発。測定機器を「エステプロ・ラボ」各店舗に設置して口臭診断を行う。女性会員に紹介クーポンを配布することで男性の来店ハードルを下げ、歯周病などの疾患が疑われる場合は「グランプロデンタルクリニック銀座」を紹介するなど、同社の既存サービスと連携するアイデアが光った。
エステプロ・ラボ賞は菅家利宇乃さんの男性向けトータルビューティアプリ「TESTO」、久米川夏穂さんの「プラントベースアスリート向けのダイエットサポート」。益若つばさ賞は合田彩歩さんと安達エレナさんのゴマの成分を使用した活性酸素を減少させるサプリ「BLOOMINA」が受賞した。 最後に総評として佐々木氏が「実際にビジネスの現場で、銀行からお金を借りたり資本家に出資してもらうのに一番大切なのは情熱。何が何でもアイデアを実現させたいという願望が強い人は、少々壁にぶち当たっても諦めないで食らいついていくはず。当然 “こんな甘い計画では実現できない” と厳しい突っ込みが入るし、どんなに素晴らしいビジネスプランでもやってみると必ずギャップがある。その時に行動してみて修正し、諦めずに改善する力が起業家には一番重要で、壁にぶち当たりながら成功するまで改善を繰り返せば、始めのプランとは少し違うけど実現に向かっていくと思う」と激励した。