熊本市は2026年7月1日から宿泊税導入予定 民泊含めた全ての宿泊施設で一律1人1泊200円で年間7億円の税収試算 熊本県内初の宿泊税導入
12月9日の熊本市議会の答弁で大西一史熊本市長は「宿泊税条例の施行予定を令和8年7月1日とすることといたしました」と発言した。 【画像】市議会で説明する大西熊本市長
一律1人1泊200円で年間7億円の税収
熊本市の大西一史市長は12月9日の市議会で田中敦朗議員の質問に答え、宿泊税の導入予定日を2026年7月1日と明らかにした。宿泊税は、熊本県内で初めての導入となる。 税額は、民泊を含めた全ての宿泊施設で一律1人1泊200円。導入後の税収について、熊本市は年間約7億円と試算していて、観光資源の魅力づくりや旅行者に優しい環境づくりなどに充当する。 また、税の徴収に当たる宿泊事業者への助成や交付金制度も設ける予定だ。 (テレビ熊本)
テレビ熊本
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