【おむすび】三宅弘城、『十五の夜』フルコーラス歌唱を回想「本当に恥ずかしくて(笑)」
結が勤務する社員食堂のベテラン調理師役
俳優の三宅弘城が、主人公・米田結(橋本環奈)が勤める社員食堂の調理師・立川周作を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(日曜午後8時)について、出演が決まった際の心境や役への思いなどを語った。 【写真】「30代とは思えんくらい似合ってる」…仲里依紗が平成ギャルになりきった制服姿 「朝ドラは2回目の出演です。どちらもNHK大阪放送局さんで、1回目に出演した『あさが来た』の時の印象がすごく良かったんです。大阪が、大好きになりました。前回の朝ドラで、初めてNHK大阪に行ったんですけれど、楽しい思い出しかなかったんですよね。あの時は、月曜日にリハで、金曜日まで撮影して、金曜日の夜に東京へ戻って、また月曜日に大阪に行くという生活をずっとしていました。月曜日に、地下鉄の駅から(BKの近くにある)谷町4丁目の交差点のあたりに出てくると『あぁ、戻ってきた』みたいな気持ちになって、すごくホーム感がありました。 でも、よく考えたら、もう8年くらい前になるんですよね。今回、スタジオが何階にあるかも忘れていて、大阪放送局のエレベーターで行ったり来たりしていましたね。あと、脚本家の根本ノンジさんとは、いろいろな作品でご一緒させていただいているんです。今回、根本さんが『おむすび』を書くということになって、僕も出演できたらな、と思っていたんですけれど、念願がかないました。しかも、大好きなBKだったので、余計にうれしさ倍増でしたね」 演じる立川周作は社員食堂のベテラン調理師。古株として献立や調理方法の一切を取り仕切っている人物。三宅は役についての思いをコメントした。 「プライベートでもタイガースファンなので、すごく共感を持ちました。料理は食べるのも作るのも好きなので、きっと撮影現場でも炒めたりするんだろうなぁと楽しみになりました。料理自体は(料理指導の広里)先生が作っていらっしゃるので自分が調理するお芝居は軽くでしたが、社食なので作る量が多いんです。よくあるようなフライパンを軽く振るという感じではなく、普段扱わないようなすごく大きいものを混ぜたりしました。 その中で難しかったのは、包丁を研ぐところですね。切ったり、煮たり、炒めたりは、普段もしますけれど、ちゃんと包丁を砥石で研ぐというのは、あまりやったことがなかったので。難しかったし、勉強になりました。立川にとって包丁は、30年来の相棒ですからね。立川は、職人だし、自分のやってきたことにすごく自信を持っているし、プライドもあると思うんです。あと、責任感もありますよね。『俺はここの責任者やぞ。朝一番に来て、最後に帰るんは、当然やろ』というセリフもありますが、すごく職場や自分の仕事にプライドを持っている人なのだと思っています」