【K-1】絶対王者・金子晃大の首を狙う2人、璃明武「自分がK-1のトップに」大久保琉唯「パターンは分かっている」
12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP』の[K-1 スーパー・バンタム級ワンマッチ]で対決する璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)と大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の試合前インタビューが主催者から届いた。 互いにこの試合に勝利し、金子晃大との再戦を見据え、璃明武は「自分しか金子選手にタイトルマッチで勝てない」とし、大久保は「作り直せばいける」と負けられない同士の戦いとなる。 【動画】絶対王者・金子が大久保をKO!璃明武と接戦に! 璃明武は、Krushで現スーパー・バンタム級、大久保は元フライ級王者。両者とも、K-1 WORLD MAX 2024スーパー・バンタム級最強決定トーナメントに参戦。璃明武は、金子晃大に判定負けで第三位に。大久保は玖村将史を破って決勝へ、金子晃大にKO負けし、第二位となっている。 璃明武は、大久保の金子戦については「仮に今、大久保選手が金子選手と対戦したら、ダメージがなかったにしても勝てない気がします。そのくらいの差は感じました。それを考えると、自分しか金子選手にタイトルマッチで勝てない」と差があったとする。 今回の試合は互いにカウンターを狙い、見合う展開になるのではという意見もあるが「自分はKOもしているしダウンも奪っているので、そこには当てはまらないですね」と否定し「さすがに足を止めて打ち合うことはタイプ的にもないでしょうけど、ハイレベルな技術戦を見せたい」とテクニックでも上回るとした。 最後に「ここで僕が勝って、来年のタイトルマッチにつなげます」と金子へのリベンジ戦の切符を獲得、そして「金子選手と玖村選手が2強として抜けている存在だったんですけど、そうではなくなってきているんだなと思いました。早くチャンピオンになって、自分がK-1のトップにならないといけないとは思っています」と勝利宣言した。 対する大久保は、”見合うのでは”という試合予想について「そうなると思います。でも自分が、どんな動きをするのか見てもらいたいですね。そんなことができるんだ、この距離で戦うんだという発見があると思います」と予想の先を行くと言う。 更に「これまで璃明武選手にやられるのは、あの見合う距離で打たれる場面やガムシャラに突っ込んで倒される2パターンがありました。それは分かっているので、僕はどんな動きをするのか注目していてください」と新しい動きに注目してほしいと言う。 王者・金子にはトーナメント決勝でKO負けを喫したが「決勝は何も対策を練らずに試合をしてああなってしまったので、作り直せばいけますね。でも、璃明武選手はいけないと思います」と強気発言。 理由は「あの戦い方が限界かと思いました。次に戦ってもあの展開の先はないかなと」と金子と接戦を演じた璃明武は、あの試合以上は出せないと言う。 最後に「大晦日と言えば格闘技かな。RIZINに出たいとかの話ではなく、K-1をやりたい」と大晦日に戦いたいと語り、2004年に行われたK-1主体の『Dynamite』のように「ああいうことをK-1でもう一回、やりたい。それを実現できるように今回の試合を勝って、金子選手とタイトルマッチができるように頑張ります」と、K-1の顔”になるため負けられない試合とした。