「霞ヶ浦-滋賀学園みどころ」霞ヶ浦投手陣VS滋賀学園打撃陣、智辯和歌山を抑えた2人が、チーム打率.361打線に挑む【大会10日目第4試合】
第106回全国高校野球選手権大会10日目となる16日の第4試合は、霞ヶ浦(茨城)と滋賀学園(滋賀)の対決。ともに、この夏甲子園初勝利を挙げて、勝ち上がってきたフレッシュなチーム同士の対戦となった。 【トーナメント表】夏の甲子園 大会8日目までの結果一覧 霞ヶ浦は智辯和歌山(和歌山)を破って勢いに乗っている。開幕戦を制した滋賀学園は、すでに2勝を挙げて3回戦に臨む。勝てば、もちろん初めての夏8強入りとなる。 滋賀学園の強力打線と、霞ヶ浦の投手陣の対決が軸となりそうだ。 滋賀学園は開幕戦(対有田工=佐賀)で12安打10得点。2回戦の花巻東(岩手)戦では5得点だったが14安打を放った。2戦で26安打、チーム打率.361のハイアベレージを誇る。特にイニングごとに集中打を発揮する。打ち出したら止まらない。 そんな打線に対して、初戦で強力・智辯和歌山打線に競り勝った霞ヶ浦の投手陣がどう対処するか。8回途中まで好投した左腕の市村 才樹投手(2年)は緩急をつける投球が身上で、リリーフした右腕の真仲 唯歩投手(3年)は度胸満点の投球が持ち味。自信をつけた2人のマウンドさばきはチームに初の8強をもたらすのか。