【JBCクラシック】武豊&ノットゥルノが〝約束通り〟佐賀に帰還 「結果を出したい」陣営の策は?
[JpnI・JBCクラシック=2024年11月4日(月曜)3歳上、佐賀競馬場・ダート2000メートル] 今年2月のJpnⅢ佐賀記念を完勝し、今回の一戦に向けた“試走”を済ませているノットゥルノ(牡5・音無)。当時から「秋の大目標はJBCクラシック」と明言していた担当の平井裕介助手に手応えを聞いた。 ――夏負けの影響で予定していた白山大賞典を使えなかった。前哨戦を使わなかった影響は 平井助手 戻ってきた時には間に合わないかもしれないと思ったほどでした。いつもよりも1か月ほど前に入れてもらい、最初はプールを併用しての調整で落ちた筋肉の回復を。まずは下地をしっかりとつくることから始めました。 ――だいぶ復調している 平井 基礎的な部分を2週前までにつくり、1週前に武豊騎手に騎乗してもらって実戦を想定したハードな追い切りを行いました。速いラップを追いかける形でしたが、しっかりと走っていましたし、あの追い切りで2段階くらいアップしてくれたらいいなと。 ――もくろみ通りに良化した 平井 最近はずっといい状態で走っていましたし、その落差に驚いたところもあったと思うんですよね。競馬に行って問題なく力を出せる仕上がり。当日の体重よりも筋肉がしっかりと浮き出て、張りがあるかどうかをチェックしてもらえれば。 ――佐賀では重賞も勝っており、コース適性は高そう 平井 合っていると思いますね。今回は行く馬がいるので番手からでしょうが、早めにつぶしにいくくらいの方がノットゥルノには合っていると思います。条件的にもチャンスのあるレースなので、結果を出したいですね。
東スポ競馬編集部