大記録間近のドジャース大谷翔平も登場? “本家”さながらの「仮装大賞」 手作り寸劇に笑いの渦
長野県上田市武石地域総合センターで15日、「武石仮装大賞」が開かれた。地域の有志でつくる「武石風土つなぎ隊」が主催し、8回目。県内外から集まった11組35人が出場し、仮装して寸劇を披露。出来栄えを競った。約150人が鑑賞した。 【写真】黒子を使った「吹き飛ばされる人」の演出
仮装大賞は、テレビ番組「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」に出場経験のある武石郵便局長の滝沢和広さん(47)の提案で2018年にスタート。番組同様、20点満点とし、審査員5人が持ち点(4点)で評価した合計得点を競う。
題材となったのは、地域の名所や、童話、話題のアスリートなど。黒子を巧みに使うことで人が飛ばされる様子を自然な感じで表現したり、大きな背景セットを瞬時に転換させたりするなど、強い視覚的効果を狙った作品が目立った。
優勝したのは「桃太郎」や「浦島太郎」など童話をパロディーにした乳幼児から高齢者まで7人でつくる地元チーム。浦島太郎が玉手箱を開けると乳幼児になる演出に、大きな笑いが起こった。同チームの演出を担当した橋詰秀行さん(64)=上田市武石下本入=は「会場が笑いでほんわかとなる作品になって良かった」と胸をなで下ろした。