イオンの化粧品売り場でビューティコンサルティング 専門スタッフが常駐
イオンリテールは12月から、美容カウンセリング専門の従業員を本格導入する。「ビューティアーティスト」の肩書きを持つスタッフたちは、店舗にある制度品化粧品や推奨品からブランドを横断し一人ひとりに合わせた化粧品を紹介するほか、自社アプリの肌測定機能などを活用してコンサルティングサービスを提供する。
25年度中に100店舗への拡大目指す
ビューティアーティスト制度は2023年秋からイオン神戸北店や春日井店など5店舗で検証を開始。12月から社内認定資格制度をスタートすることから、店舗数拡大を決めた。12月5日現在は貝塚店や布施駅前店、イオンスタイル常滑、栃木店や成田ニュータウン店、イオンスタイル甲府昭和など全国19店舗で計22人のスタッフが業務に就いており、25年度中には100店舗への導入を目指す。
専門スタッフが常駐する店舗では、24年2月に立ち上げた自社の専用アプリ「グラムビューティーク フロム イオン(GLAM BEAUTIQUE FROM AEON)」の肌測定機能なども活用する。また、同アプリでは購入履歴の確認やポイント付与、クーポン配信なども行い、アプリと店頭をシームレスで繋げる。