パンダの仮装で一斉にラン 2100人参加、和歌山でマラソン大会
和歌山市の紀三井寺公園で24日、「第8回わかやまリレーマラソン~パンダRUN~」があり、秋晴れの下で約2100人がパンダの仮装をするなど思い思いにランを楽しんだ。 白浜町にジャイアントパンダが有名なレジャー施設「アドベンチャーワールド」があることから、2017年に始まった。県によると、幅広い年代におけるスポーツ人口の増加が目的で、大会に出るハードルが高いと感じる人にもパンダを通じて興味を持ってもらうことが狙いという。 0歳から参加できるファミリーマラソン(1・4キロ)に加えてハーフとフルのリレーマラソンがあり、パンダのかぶり物やTシャツなどを身につけて走る人の姿が目立った。 家族4人でハーフマラソンに参加した巽賀菜美さん(45)=大阪府柏原市=は「パンダが大好きでマラソンも趣味なので、応援も含めて子どもとみんなで楽しめてうれしい」と話していた。完走者には、パンダが描かれた証明書などが渡された。【安西李姫】