他球団が欲しがっている!? セ・リーグのトレード注目投手(6)ヤクルトの候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたセントラル・リーグの投手を紹介したい。
金久保優斗
・投打:右投左打 ・身長/体重:185cm/87kg ・生年月日:1999年11月4日 ・経歴:東海大市原望洋高 ・ドラフト:2017年ドラフト5位 2021年にブレイクの兆しを見せた金久保優斗だが、その後は伸び悩んでいる。 東海大市原望洋高から2017年ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズに入団。しかし、プロ1年目に右肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受けるなど、プロ入り当初は故障に泣かされた。 それでも、2020年に一軍デビューを果たすと、翌2021年には10試合の登板ながら、4勝1敗、防御率2.74の好成績をマーク。同年はクライマックスシリーズ(CS)でも好投を見せるなど、飛躍の足掛かりを掴んだ。 ところが、翌2022年は状態を落とし、3試合の登板で防御率7.71と低迷。昨季もわずか1試合の一軍登板にとどまり、ここ数年はファームでも結果を残せていない。 今季も開幕からファームを主戦場とし、ここまで9試合の登板で防御率4.72。好投を見せる試合もあるが、調子の波が大きい印象は否めない。 150キロに迫る直球は魅力なだけに、きっかけを掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部