今季は出場機会減少も…FAで他球団の評価高い「巨人の司令塔」は
短期決戦に向けて
一足早い話だが、今季中にFA権を取得した。スポーツ紙記者は、「今季は捕手での出場機会を大幅に減らしましたが、他球団からの評価は高い。権利を行使することになれば複数の球団が獲得を検討することになるでしょう。もちろん巨人にとっても必要な選手です。今年の働きぶりは評価していますし、慰留に力を注ぐでしょう」と語る。 まだ戦いは続く。10月16日から東京ドームで開催されるCSファイナルステージで、3位・DeNAと対戦することが決まった。今季のシーズンの対戦成績は16勝8敗1分けと大きく勝ち越したが、短期決戦は別物だ。DeNAはCSファーストステージで2位の阪神に、完全アウェーの甲子園で2連勝を飾った勢いがある。 巨人は個々の選手たちが求められた役割をきっちり果たせるか。大城は捕手だけでなく、一塁で起用される可能性が十分にある。「もちろんCS(クライマックスシリーズ)、日本シリーズと続いていくので、もうひと山、ふた山、越えることができるように。越えてまたビールかけができるように頑張りたいですね」。ナインの思いを代弁した大城の活躍が楽しみだ。 写真=BBM
週刊ベースボール