センスある5人の男たちが今夏“Tイチ”スタイルを披露!無地Tでも主役級の存在感
ドレープを描くTシャツ × アースカラーで優しげな印象を醸し出す
VUILD 代表取締役 秋吉浩気さん 「先染めや製品染めのアイテムなど、工業的ではないオーガニックで自然な色に惹かれます。どこか手仕事や職人さんの存在が感じられるアイテムが好きなんです」。 そう話す秋吉さんが選んだのは、天然染料を使って染色したアイテムを展開するコズミックワンダーの一枚。ドロップショルダーで身幅はゆったりしエフォートレスなムードだ。 そんな優雅なドレープを描くTシャツ同様、パンツもワイドシルエット&アースカラーを選択し、全身で優しさを表現。足元はすっきりとしたフォルムのレザースリッポンでメリハリをつけた。 秋吉浩気●大学卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科X-DESIGN領域でデジタルファブリケーションを専攻し、2017年にVUILDを設立。20年にはグッドデザイン金賞を受賞。
カルチャーを感じさせるデザインをムードに合わせて着こなす
山野辺一徳さん(左) 勧二さん(右) 流行りに関係なく、その時々で自身の気分に合うTシャツを選ぶという一徳さん。「展示会でオーダーして届いたものをすぐ着るのではなく、1回置いてタイミングだなと思ったときに着ることが多いです」(一徳さん)。 C.EのTシャツはパステルブルーが爽やか。勧二さんが着用しているのは貴重なトリプルコラボのものだ。 「1970年代に活躍した伝説のバンドWARのアルバムジャケットを、古着店『weber』とシティー カントリー シティーが手を組んでリリースされたもの。背面の首元にもロゴが入っていて、アクセントになっています」(勧二さん)。 山野辺一徳 勧二●裏原ブームを牽引した伝説のショップ「NOWHERE」のショップスタッフとしてキャリアをスタート。現在は、数々のブランドでクリエイティブディレクターを務める。 干田哲平=写真 森下隆太=取材・文
OCEANS編集部