「PK失敗は誰にでもある。私のキャリアで何度もあった」精彩欠くエンバペをアンチェロッティが擁護
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、キリアン・エンバペを擁護した。 今季から憧れと公言するレアル・マドリーでプレーするエンバペ。ここまで公式戦18試合で9ゴール2アシストとまずまずの結果を残してはいるものの、直近のパフォーマンスやチームの不調、さらにピッチ外の問題などにより、強烈な批判にさらされることに。そして迎えた27日のチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節リヴァプール戦(0-2)ではPKを失敗するなど、苦しい戦いが続いている。 【動画】エンバペ、痛恨のPK失敗… それでも試合後、アンチェロッティ監督は会見でエンバペを擁護。以下のように語っている。 「このようなことは私のキャリアの中で何度も起きたよ。ストライカーであれば得点したいし、自信を手にしたいものだ。難しい時期ではあるが、我々は彼を支え、愛情を与えないといけない。すぐに良くなるだろう。確かに今回のものは自信の欠如に繋がる可能性があるね。だが、物事が上手く行かないときは、シンプルにやるべきだ。複雑にすべきではない。PKのミスで彼を責める必要はないし、誰だって失敗する。このようなことは何度も起きてきた」 なお、レアル・マドリーはこれがCLリーグフェーズ3敗目。24位まで転落し、敗退の可能性も現実味を帯びてきた。指揮官は「フェアな結果で、リヴァプールが勝利にふさわしかった。彼らには本当に良いダイナミックで、調子も良く、高いインテンシティでプレーしていた」とリヴァプールを称えつつ、自チームについて語った。 「我々の前半は悪くはなく、彼らを抑え、チームとして戦い、チャンスを作ろうとしていた。だが、判断のミスもあった。ペナルティの場面までは、良く競い合えていたと思う。それでも我々は前進し、競争力を高め、すべてのために戦いわないといけない。改善しなければならないものがあり、それを目指していく。それ以上のものはない」