「日曜日はスペイン人にとって良い日になるだろう」アルカラスのうっかり発言に観客からブーイングの嵐<SMASH>
現在開催中のテニス四大大会「ウインブルドン」(7月1日~14日/イギリス・ロンドン/芝)では、現地7月12日に男子シングルス準決勝を実施。第3シードで前年大会覇者のカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)が、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア/世界ランク5位)を6-7(1)、6-3、6-4、6-4で下し、2年連続の決勝進出を果たした。 【動画】思わぬブーイングの嵐に苦笑いのアルカラス 現地時間7月14日に決勝戦を迎える今大会だが、サッカーのヨーロッパ王者を決める「EURO2024」も、同日にスペイン対イングランドの決勝戦がドイツにて行なわれる。 大のサッカーファンとしても知られるアルカラスは、今大会期間中、EURO2024に関する質問を受けることが多かったが、メドベージェフとの準決勝を終えた後のオンコートインタビューでは、EURO2024についての発言でイギリスファンから少々反感を買ってしまったようだ。 というのも、自身の決勝戦への意気込みを問われたアルカラスは、EURO2024を引き合いに出しつつ「日曜日はスペイン人にとって本当に良い日になりそうだね」とコメント。会場に詰め掛けた観客のほとんどはもちろん地元イングランドファンなわけだが、アルカラスのこの発言を彼らが聞き逃すはずもなくブーイングの嵐となってしまった。 その後すぐさま「スペインが勝つと言っているわけではないんだ。ただ楽しい日になるだろうと言っているだけだよ」と付け加えると、観客からは一転して笑いが巻き起こり、アルカラスは無事にイングランドファンの心をつかむことに成功したようだ。 決勝戦ではノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク2位)と対戦するアルカラス。サッカースペイン代表と共に、母国へ2年連続のトロフィーを持ち帰ることができるのか、注目が集まる。 構成●スマッシュ編集部