エンバペ、オシムヘン、キミッヒ…2024年夏の移籍市場で高額移籍の可能性がある30選手
ジョアン・ネヴェス(ベンフィカ)
ベンフィカがトップクラスの選手を輩出していることは有名であり、次にリスボンから巣立っていくのはジョアン・ネヴェスである。19歳のネヴェスは今シーズン、堂々とトップチームに昇格し、ベンフィカがスポルティングCPとの優勝争いに敗れたポルトガルのプリメイラ・リーガで、出場しなかったのは1試合だけであった。 決して負けないポゼッションを誇るこの守備的MFは、すでに完成されたパサーでもある。彼のような選手は移籍市場では金の卵であり、この夏ビッグクラブが彼を獲得したがったとしても驚きではない。ただし、1億2,000万ユーロ(約204億円)の契約解除条項は、全当事者にとって困難な問題となるだろう。
ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)
アンフィールドで2度目の複雑なシーズンを終えた。ダルウィン・ヌニェスは全公式戦で18得点という堂々たる数字を記録したが、シーズン終盤の8試合は無得点だった。レッズが優勝争いから脱落したのはヌニェスがビッグチャンスを何度も逃したからであった。 8,500万ポンド(約170億円)のFWにサポーターが大きな期待をかけるのは当然であり、5月初旬、ヌニェスはインスタグラムのアカウントからリヴァプールに関係する画像をすべて削除して、KOPの多くを遠ざけてしまった。ヌニェスは好調ならどんな守備も切り裂き、24歳という年齢を考えれば、まだ解き放たれていないポテンシャルがあるだろうが、マージーサイドにい続ける気はなさそうである。報道によると、バルセロナが、このウルグアイ代表選手を長くロベルト・レヴァンドフスキの代わりができる選手とみなしているようで、ヌニェスがバルセロナの方を向く可能性はある。
マイケル・オリーセ(クリスタル・パレス)
オリーセがプレミアリーグのエリート選手であるかどうか疑問が残っていたとしても、今シーズンのクリスタル・パレスのスターは別次元であることを証明した。ケガでシーズン大半を棒に振ったものの、フランス国籍のオリーセは、右ウイングとして二桁得点を記録した。彼のコンディションが戻ったことで、イーグルズは最後の7試合で6勝をあげた。 昨年の夏、チェルシーが大いに興味を示したが、パレスはまったく取り合わなかった。スティーブ・パリッシュ会長は相変わらず厳しい交渉人のひとりであり、この夏、オリーセが6,000万ポンド(約120億円)以下の値段でチームを離れることはないだろう。