エンバペ、オシムヘン、キミッヒ…2024年夏の移籍市場で高額移籍の可能性がある30選手
ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)
今年初め、多額の経済的損失を計上したニューカッスルはこの夏、少なくともひとりは大金と引き換えに放出することを強いられるだろう。最も高額が期待される選手のひとりがブルーノ・ギマランイスである。このMFは今シーズンもプレミアリーグで活躍し、試合の組み立てと守備の役割のバランスを完璧にこなしていた。 現在アーセナルとマンチェスター・シティが最もギマランイスを欲しがっているチームのようで、ニューカッスルのエディ・ハウ監督は、セント・ジェームズ・パークからギマランイスを奪い去るには高額の提示が必要だと警告している。このブラジル代表との契約には6月末に満了となる1億ポンド(約200億円)の契約解除条項が組みこまれており、彼に興味を示すクラブは夏の交渉が長引くのを防ぐべく早急に動く必要があるだろう。
ヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティングCP)
ブライトンからコヴェントリー経由でスポルティングCPに行くというのは伝統的なスターへの道筋ではないが、ヴィクトル・ギェケレシュのポルトガルでのプレーを見れば、この夏、あらゆる人々が彼の名前を語ることになるだろう。 2023年、コヴェントリーがプレミアリーグ昇格を逃した後、ギェケレシュはヨーロッパ中から注目された。最終的にスポルティングに移籍し、直感を信じたことが正しかったことを証明した。今シーズンは40得点・15アシストも記録して、たちまちヨーロッパで最も引く手あまたなセンターフォワードとなった。今回の移籍市場でのスポルティングの提示額が1億ユーロ(約170億円)近いというのも理解できる。
アレクサンダー・イサク(ニューカッスル)
ニューカッスルも今後数カ月、もうひとりの主力選手に興味を示す他クラブと争うことになる。アレクサンダー・イサクは今シーズンに大ブレイクし、プレミアリーグで20得点の大台に乗った。彼以上の得点を決めたのはアーリング・ハーランドとコール・パーマーしかいない。 彼のポゼッション力とチームメイトを操る能力は市場価値を上げる一方で、ギマランイス同様、イサクもアーセナルへの移籍が予想されている。それが最終目標でないことも同じで、スウェーデン代表のイサクは少なくとも現在の市場では1億ポンド(約200億円)の値がつくと思われている。