エンバペ、オシムヘン、キミッヒ…2024年夏の移籍市場で高額移籍の可能性がある30選手
コナー・ギャラガー(チェルシー)
チェルシーが直近の地元育ちのヒーローを本気で現金化しようとするなどということがあり得るだろうか。コナー・ギャラガーは2023-24シーズンのブルーズにとって絶対に不可欠な選手であった。51試合中50試合に出場し、常にキャプテンマークをつけ、シーズン終盤、欧州カップ戦の出場権を取り戻した際の中心選手であった。 しかしながら、彼の残留を望んでいたマウリシオ・ポチェッティーノが今や「元」監督となったことなど、あらゆる兆候を考えると、クラブの意思決定者たちはアカデミー出身のギャラガーを無感情に現金化しようとしているようだ。予想される5,000万ポンド(約100億円)という金額は100%大きな利益となる。チェルシーのロンドンでのライバルであるトッテナムが引き続き関心を示している他、アストン・ヴィラも移籍先となる可能性があると言われている。
メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド)
メイソン・グリーンウッドは、ヘタフェへのレンタル移籍で全公式戦で16ゴールを記録するなど、シーズンを通して活躍し、再びヨーロッパで最も引く手あまたの選手のひとりとなった。マンチェスター・Uは22歳のグリーンウッドに関して、新たなレンタル移籍ではなく完全移籍を考えて5,000万ポンド(約100億円)を提示しており、ユヴェントス、ナポリ、アトレティコ・マドリーなども準備万端である。 ヘタフェもグリーンウッドと完全移籍の契約を結ぶことが可能だが、報道によると本人はもう一度チャンピオンズリーグでプレーしたいと考えているようだ。今のところ唯一確実らしいのは、イングランド代表で1試合プレーしたことのあるグリーンウッドがオールド・トラッフォードに戻ることはないということである。
マーク・グエーイ(クリスタル・パレス)
あいにくイーグルズはこの夏、守備の要にしてキャプテンのグエーイを失うことになりそうだ。ここ数年、マーク・グエーイはイーグルズに著しく欠かせない選手であり続け、バックラインの中心でヨアキム・アンデルセンと強固なコンビを築いていた。 そうしたプレーがプレミアリーグのビッグクラブのいくつかから注目されている。マンチェスター・ユナイテッドは4バックの補強が喫緊の課題であり、獲得を目指している選手のひとりがグエーイであると信じられている。ここ数年、イングランド代表の監督としてグエーイをスリー・ライオンズの試合に出し続けているガレス・サウスゲートがこの夏オールド・トラッフォードの監督に就任すれば、グエーイは移籍に大いに前向きになるかもしれない。