エンバペ、オシムヘン、キミッヒ…2024年夏の移籍市場で高額移籍の可能性がある30選手
アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン・ミュンヘン)
アルフォンソ・デイヴィスにはしばらく前からレアル・マドリーが関心を示しているようだ。スペインの巨人は正式なオファーをする前に、バイエルン・ミュンヘンが最近申し出た契約延長についてデイヴィスがどう応えるかを待っているところだ。契約の最終年を迎えた選手に6,000万ユーロ(約102億円)より多くは出せないだろう。 絶好調でやる気のある時のデイヴィスほど、観ていて痺れるサイドバックは滅多にいない。サンティアゴ・ベルナベウへの移籍は、23歳の若者にとって当然のステップアップだろう。だが、すでにキリアン・エンバペの獲得に資金のほとんどを使いきっているレアル・マドリーにとって、デイヴィスの価格は適正なものでなければならず、バイエルンの言い値に従うことはないだろう。何より、レアル・マドリーにはすでにフェルラン・メンディという最高の左サイドバックがいるのだから。
エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)
エベレチ・エゼも今シーズン、クリスタル・パレスで新たな高みに到達した。この夏のEURO2024を前に、イングランド代表のワイルドカードとなる可能性がある。 エゼもプレミアリーグで2桁ゴールを記録し、イングランドで最も恐るべきドリブラーのひとりという評判を確立した。トッテナムがエゼを狙っていると言われているが、この夏獲得に乗り出すのがスパーズだけということはありえない。
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
マンチェスター・Uの新しい小規模オーナーのINEOSはこの夏、チームを大幅に変えることを計画しているが、ブルーノ・フェルナンデスは残留組のひとりとみなされている。赤い悪魔はクラブ史上最低の順位でプレミアリーグを終えたショックがまだ癒えていないが、キャプテンを任されたフェルナンデスは文字どおりチームを牽引していた。 しかしながら、フェルナンデスは30歳という円熟期に近づいて、大きな名誉のために戦いたいと望んでおり、ビッグクラブから引く手あまたである。報道によると、このポルトガル代表の司令塔の獲得競争の先頭に立つのはバイエルンで、アリアンツ・アレーナへの移籍にサウジアラビアへの移籍よりも大きな魅力があるのは間違いないが、本人は残留への意思を示している。