「正直、全然戻る必要もない」

現在の日本代表について語った吉田。(C)Getty Images

　前日本代表キャプテンの吉田麻也が、テレビ朝日系列の「報道ステーション」で盟友の内田篤人氏と対談。その模様が、１月８、９日に放送された。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット 　吉田が抜けた現在の日本代表は、北中米ワールドカップのアジア最終予選で５勝１分け。首位を独走し、史上最速での本大会出場で王手をかけている。 　過去最強とも評される現在の森保ジャパンについて、「強いですね。強くなってほしいとずっと思っていました。そうなるべきだと」と切り出した吉田は、その現代表の強さを象徴する選手として、三笘薫（ブライトン）の名前を挙げた。 「カオルが強さを引き上げていると思う。（守備の）強度を自分に課している。代表戦を見てても、正直、全然戻る必要もない（のに自陣に戻っている）」 　LAギャラクシーでプレーする36歳は、「薫が結果を出しているから、それを見て、（伊東）純也とか（堂安）律とかがそれに追いつけ追い越せで自分もそこにトライする。（高い強度が）スタンダードになっている気がする」と見解を続けた。 　エース格である27歳の献身性が、日本代表の基準を上げていると見ているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部