女子ゴルフ、桑木志帆（岡山市出身）がツアー通算2勝目 ニトリ・レディース
女子プロゴルフのレギュラーツアー「ニトリ・レディース」は25日、北海道の桂GC（6651ヤード、パー72）で最終ラウンドが行われ、首位タイでスタートした岡山市出身の桑木志帆（21）が70で回り、通算12アンダー、276で6月の資生堂レディースに続くツアー通算2勝目を挙げた。 桑木は、4人が11アンダーで並んで迎えた17番でバーディーを奪って単独トップに浮上。持ち味のショットを生かして4バーディー（2ボギー）を奪い、混戦を制した。初日から優勝争いをリードし、首位を譲ったのは2日目のみ。「緊張したが、今はほっとした気持ちでいっぱい。今週はショットの調子が良く、最後までショット力を信用することができた」と話した。 倉敷芸科大在学中の桑木は、初のシード権をつかんで迎えたプロ4年目の今季、出場24戦でトップ10入りは10度目。シード権の懸かるポイントランキングは5位となった。岡山勢のシーズン複数優勝は2019年に国内4勝と全英女子オープンを制し、20～21年に国内2勝を挙げた渋野日向子（岡山市出身）以来。
