「オオスズメバチ」に刺された2時間後、手がとんでもないことに…… 「半端ないよこの人」「これはエンタメではなく教材」と260万再生
日本最大にして、おそらく世界最強クラスのハチである「オオスズメバチ」に刺されたらどうなるか検証してみた動画がYouTubeチャンネル「平坂寛」に投稿されました。動画は記事執筆時点で260万回以上再生され、3万6000件の高評価を獲得しています。 【画像】刺されて3分後
オオスズメバチに刺されたらどうなる?
動画を投稿したのは、世界中を飛び回って取材をしている生物ライターの平坂寛さん。これまでも猛毒ガエルの毒液をなめてみたり、貝をも砕く怪力魚に指をかませてその破壊力を検証したりと、文字通り体を張った姿を見せてくれました。 今回は猛毒を持つ危険なハチ「オオスズメバチ」に刺されると一体どうなってしまうのか、また刺されてしまったときはどのように対処すればいいのか、平坂さんが実際に刺されて検証・解説をしていきます。 なお、平坂さんはこれまでの経験と専門的な知識をもとに検証しています。動画内の行動は大変危険ですので、絶対にまねしないでくださいね!
オオスズメバチに刺されてみた
平坂さんによるとオオスズメバチは秋に最も巣が大きくなり個体数や活動量が増えるため、秋が最も危険なシーズンとのこと。体の大きさは女王で5センチ、働きバチで4センチと非常に大きいため毒の量も多く、さらにハチの中でも特に攻撃的であることから、大変危険な種なのだそうです。 また、花の蜜や樹液など甘いものが好物ということで、早速クヌギの木を探したところ、樹液をなめていたオオスズメバチを発見。1匹捕獲し、左手の甲を刺されてみると……おしりの先にある針がしっかりと皮膚に刺さっていることがわかります。見ているだけで痛い……!! 十分に毒が入った後に針を抜こうとしたところ、毒針と毒腺が皮膚に残ってしまいました。切れたおしりの部分は脈動していて、体から離れてもなお毒を注入していることがわかります。50秒ほど刺してもらってから針を抜き、経過を観察することに。なお刺してくれたオオスズメバチは弔いのため、後ほど料理して食べるとのことです。