【マーベラス】長与千種還暦祭 極悪女王キャストも駆けつけ祝福「一生の私の宝です」
女子プロレス「マーベラス」の〝カリスマ〟長与千種(59)が、自身の「還暦祭」(1日、東京・後楽園ホール)で多くの選手、関係者から祝福された。 会場には一世を風靡したクラッシュ・ギャルズのパートナー、ライオネス飛鳥や北斗晶らからお祝いの花が届いた。さらに全日本女子プロレス時代の先輩・ジャンボ堀、同期の大森ゆかり、高階由利子、後輩の三田英津子、豊田真奈美、山田敏代、KAORUから花束を贈られ「みんながいてくれたから、あの全女時代を乗り越えることができました。ありがとうございました」と感謝を述べた。 またネットフリックスドラマ「極悪女王」で長与を演じた唐田えりか、ダンプ松本役のゆりやんレトリィバァ、ジャッキー佐藤を演じた鴨志田媛夢(かもしだ・ひとみ)からも花束を贈られ記念撮影。長与は「一緒に2年間、焼きつくようにヒリヒリした会場で極悪女王というドラマをつくり上げてくださった俳優さん、女優さん、一生の私の宝です。本当にありがとうございました」と頭を下げた。 「私はつくづく幸せものだなと思います。本当にあっという間の60年間だった気がします。たくさん苦しんできたし、たくさん笑ってきたし、たくさん憎んできたし、たくさんたくさん泣いた。でも、それは全て悪いことじゃなくて成長するためには必要なことだったと思います」 長与は1980年8月8日に全女でデビュー。引退と復帰を繰り返しながら、今年でデビュー44周年を迎えた。おもむろに天井を見上げると、全女時代を振り返り「今日は松永兄弟も見てると思います。全女は大嫌いだけど大好きです。あの人たちがいなければ私はここに立ってません」と目に涙を浮かべた。 その上で「これから私ができることは、たくさんの選手をプロレスのリングに立たせていけるように多くの子をデビューさせていくことだと思ってます」と誓った。 この日のメインイベントでは田中将斗、タイタス・アレクサンダーと組み、飯伏幸太&彩羽匠&井坂レオと対戦。初対戦の飯伏と激しくぶつかり合い熱戦を繰り広げたが、最後は自軍のタイタスが飯伏に敗れた。
東スポWEB