「侵入されたら絶対に抵抗しないで」「隣人との友好関係も重要」 千葉県でも相次ぐ強盗 身を守る方法、防犯の専門家に聞く
路上強盗、注意すべき場所
首都圏を中心に主に戸建て住宅が狙われている強盗事件だが、千葉日報オンラインの記事をたどると、千葉県内では路上強盗の多さが目立つ。平間さんによると、路上強盗はマンションなど集合住宅が多く、人付き合いが比較的希薄な場所が、被害に遭っても助けを求めにくい場所として狙われやすいという。 こうした場所を通らなければならない場合は、なるべく1人で出歩かないことを挙げ「防犯ブザーを持ち、被害に遭ったらすぐ鳴らして周囲に気付かれるようなるべく遠くに投げられるようにしておくことが重要」と訴える。 また、店舗への強盗などの場合も「侵入に時間をかけさせて音が鳴るもので周囲に知らせたり、異変に気付いたらすぐ110番できる体制作りをしたりすることが大切だ」とした。 ◇ひらま・よしやす 2010年に一般社団法人千葉県防犯設備協会会長に、11年には社団法人千葉県防犯協会理事に就任。14年からは千葉県生涯大学校講師として、防犯について講演している