【ハイライト動画あり】明治大学、選手コメントで振り返る青山学院大学戦。ラグビー関東大学対抗戦
ラグビー関東大学対抗戦が開幕した。明治大学が初戦の相手として迎えたのは青山学院大学。「1試合1試合で成長するネクストレベル」をテーマとして掲げ、木戸組の秋の戦いがスタートした。 【ハイライト動画】明治大学 vs. 青山学院大学|明治大学が開幕戦を大勝
先手を取りたい明大だったが、前半7分にトライを奪われ、まさかの先制を許す。12分には敵陣ゴールライン付近まで攻めるも、ペナルティでトライを奪えず、なかなかいいリズムに乗れない。
難しい試合の中、右WTB(ウィング)白井瑛人(商1=桐蔭学園)が試合の流れを変えた。スクラムから展開し、FB(フルバック)金昂平(政経4=大阪朝鮮)のグラウンダーのキックに白井が反応。反撃の先制トライを挙げる。
19分にはNO8(ナンバーエイト)木戸大士郎主将(文4=常翔学園)が、タックルを2度受けながらも大きくゲインすると、最後は大外にいた白井がトライ。逆転に成功した。
白井と同じく1年のSO(スタンドオフ)萩井耀司(商1=桐蔭学園)も、スタメン起用に応える活躍を見せる。「エリアマネジメントで、キックを蹴って敵陣に入るというゲームプランだった。風下だったが、キックはいけたのでそのまま継続して敵陣に入り、前でディフェンスをすることにした」(萩井)。
前半終了間際には金昂から、PR(左プロップ)檜山蒼介(情コミ2=尾道)、LO(右ロック)物部耀大朗(商2=中部大春日丘)とオフロードでパスがつながり、最後に萩井がトライ。26-10で前半を終えた。
後半に入っても明大は流れを離さなかった。6分、スクラムからすぐに展開すると、フィールド左側にボールを動かし、白井がハットトリックを達成。続く12分にもラインアウトモールで、対抗戦初出場となる山本文士郎(営4=明大中野)がトライ。
「相手ボールスクラムがうまくいってなかったので、両PRだったりバックローに声をかけて修正することを心がけた」(山本)。
16分には相手ボールスクラムで青学大を押し切り、ペナルティを誘発。直後のラインアウトからトライを奪うと、27分にもラインアウトから山本がグラウディング。途中出場ながらハットトリックを達成した。