サッカー日本代表が15日の豪州戦へ練習を開始 MF南野拓実「(W杯出場が)決まるまで何も安泰ではない。もう一度、チームとして締め直すことが必要」
サッカー日本代表は12日、2026年W杯アジア最終予選C組第4戦となるオーストラリア戦(15日、埼玉スタジアム)に向けて、千葉市内で調整を行った。MF南野拓実(29)=モナコ=は、アジア最終予選史上初の開幕3連勝にも一喜一憂せず、勝って兜の緒を締める重要性を訴えた。 「サウジ(アラビア)のアウェーで勝てたということ、勝つということもこの最終予選のなかで一番の山場で、そこで結果を出すことができて素直にうれしい。とはいえ、前回の最終予選もそうでしたけど、(W杯出場が)決まるまで何も安泰ではない。もう一度、チームとして締め直すことが必要」 10日(日本時間11日)のアウェー、サウジアラビア戦で日本は快勝。過去3戦全敗だったサウジアラビアのアウェー戦で初勝利を挙げ、勝ち点9とした。ただ、浮足立つことはない。8大会連続のW杯出場決定まで、気を引き締める必要を強調した。 そのうえで「サウジにアウェーで勝ったことに対して、手放しで満足している選手はまったくいなくて。やっぱりどう勝つかという勝ち方のところにもこだわりたいと思っていますし、その先、W杯というところを見つめたなかでのどうすべきかを考えている選手が多い」と説明。常に本大会が激突する強豪国との一戦を見据えながら、レベルアップを図っている。