2017年(平成29年)戸田のモンスター機が14優出8優勝と大爆発!羽野直也が平成生まれ初のGI制覇【ボートレースコラム】
いよいよ5000番台がデビュー
また年々、新人選手の苦戦が目立ってきていたが、この年には久々に大物が出現した。22歳の羽野直也が10月の大村65周年で、GI初優出ながら差し切って優勝。平成生まれの選手として初めてのGI制覇を果たし、文句なしに最優秀新人賞を受賞した。 女子戦線の動きも追ってみよう。まず新設された第1回のレディースオールスター(GⅡ)が2月に宮島で開催、50歳を迎えた山川美由紀が制してベテラン復権をアピールした。レディースチャンピオンは小野生奈が優勝。そして年末は、レディースチャレンジカップ(GⅡ)を制した遠藤エミが、クイーンズクライマックスも続けて優勝。それも4戦全勝のパーフェクトVだった。 そしてこの年9月卒業の121期生から、いよいよ登録5000番台の選手がデビューした。
筆者:山本圭一
1957年横浜生まれ。物心ついたころからトランプなどでギャンブルに目覚め、20代では公営競技に没入。ボートレース歴も40年近い。初めて行った多摩川ではいきなり5連勝して「オレは天才だ!」と勘違い。 本誌マクールには創刊から携わり、昨年まで約15年編集長をつとめた。趣味の海外旅行でも各国のカジノなどを楽しむ。
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