千葉Jに加入する瀬川琉久（提供写真）

　プロバスケットボール男子「りそなＢリーグ」でＢ１の千葉ジェッツは４日、注目の高校生・瀬川琉久（りく）が２０２４～２５シーズンにおいて、特別指定選手（プロ契約）として新たに加入することを発表した。背番号は５番。 　瀬川は現在、京都・東山高３年。身長１８４センチのポイントガードで、２０２４年インターハイでチームを初優勝へと導いた。同年のウィンターカップでは、準々決勝で４０得点を挙げる活躍を見せるも、準決勝で優勝した福岡大大濠高に敗れた。また、２０２４年のＵ１８アジアカップでも活躍した。 　２０２４年には若手中心の代表合宿に招集され、瀬川のプレーを見たトム・ホーバス監督は「いい選手になる。ポイントガードは日本で一番競争が激しいからどこまでいくか分からないが、彼もこの合宿でいい経験してる。思ったよりコントロールができる、シュートもある、判断もいい。本当にいい選手」と称賛し、今後の成長に期待を寄せていた。 　千葉Ｊは、Ｂリーグ屈指の強豪で、天皇杯は１７～１９年、２３、２４年大会優勝。Ｂリーグチャンピオンシップは２０～２１年シーズンに初制覇。収容人数約１万人の「ららアリーナ東京ベイ」がホームアリーナ。今季はＮＢＡで６季プレーした渡辺雄太が加入した。