大阪府・吉村知事が定例会見11月18日(全文2)年内に準備組織立ち上げ
新型コロナの現状認識と今後の展開は
日刊工業新聞:ありがとうございます。話題はまったく変わりまして、新型コロナについてなんですけど、東京都が警戒度を1段階引き上げて最高レベルにするという検討をしているようで、大阪の警戒レベルについては対策本部会議での決定になるとは思うんですけども、現状認識と今後の展開について教えてください。 吉村:これは大阪モデルで、もうすでに基準を作っていますので、それに基づいてやっていきたいと思います。あらかじめの基準を作ってますから、それに基づいてやっていきます。今、重症病床が増えてきているということで、重症病床の使用率が35%程度になっていますので、これは本部会議、金曜日に開催することになると思います。今週の金曜日に開催する、20日に開催することになると思いますが、その段階でイエローステージの2に移行するということになると思います。重症病床の使用率が、今、基準では70%ですけど、ちょっとそこ、70%に達したとして、その速度も僕は見たいと思っていますが、速い速度で70%近くいくんであれば、70%の手前でも出すかも分かりませんが、赤信号というのを出して警戒度を上げていくと。これは重症病床の逼迫度を基準にしながら進めていきたいと思います。 あとは感染者の、日々の感染者がどう上がっていくのかで、だいたい重症者の、それに、少し遅れて比例して増えていきますから、そういったことも踏まえて判断することになると思っていますが、基本的には大阪モデルで定めた基準を基に進めていきます。当然それとは別に医療のレベルとか、医療の病床確保とか、可変的、ベッドでやっていますから、病床確保のステージにはそれぞれ、これは行政内部の手続きとしては上げていきます。今回、今日だったかな、あしたかな、会議でもやりますけども、病床確保のステージはさらにもう1段上げるということにはなろうかと思います。これは行政と病院との関係なので。あらかじめ基準も定めていますけれども、そういったところは着実に、やっぱり感染拡大傾向だと思うので、進めていきます。府民の皆さんへの警戒指数として大阪モデルを進めていく、で、発信していこうと思っています。 日刊工業新聞:ありがとうございました。 司会:次のご質問。はい、次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見11月18日 全文3に続く