古田島選手 住民と交流 茨城・河内出身 プロ野球での活躍報告
プロ野球オリックスの投手で、入団1年目で活躍した茨城県河内町出身の古田島成龍選手(25)の凱旋(がいせん)イベントが22日、同町源清田のスポーツ施設「スポーツパークかわち」であった。200人以上の子どもやファンが集まり、キャッチボールなどで交流した。 イベントは地元の少年野球チームが主催。古田島選手は河内サイクロンズ(現かわち野球スポーツ少年団K-Soks)で野球を始めた。取手松陽高、中央学院大を経て社会人の日本通運で投手として活躍。2023年にドラフト指名され、ルーキー・イヤーの今年、デビューから22試合連続無失点のプロ野球タイ記録を達成するなど活躍した。 イベントではキャッチボールのほか、古田島投手の使用した野球帽やグローブなどが当たる抽選会やサイン会が行われた。質問コーナーもあり、来季について「先発でやらせてもらい、背番号も変わる。より一層気合を入れていきたい。笑ってまた帰ってこられるよう頑張りたい」と力を込めた。 終了後、古田島投手は「こんなにたくさん来てくれるとは思わず、すごくうれしい」と笑顔。地元の子どもたちに向け「田舎の出身でも本気になったら(活躍)できる。河内のおいしいお米を食べて頑張ってもらいたい」とエールを送った。
茨城新聞社