アダストリアが開設した、アイテムの出品・購入ができる“ファッション特化型”メタバースプラットフォーム「StyMore」とは?
・デジタルファッションの需要 アダストリアによると、2022年に販売したオリジナルアバターは好評を得てきた。また、オリジナルアバターとは別に、そのアバターが身に付けるデジタルファッションや小物雑貨も販売している。その割合はメタバース全体の売り上げの約8割を占めており、デジタルファッションの需要があることがわかった。
・メタバース市場の潜在性 アダストリアが2024年2月に実施した調査によると、アバター関連商品への年間支出額を聞いた質問には「3万円~4万9999円」(18.3%)と答えた人と、「10万円以上」(18.3%)と回答した人が最も多かった。 アバター向け衣装の購入頻度を聞いた質問では「月に2~3回」(42.2%)と答えた人が最も多かったという。普段のリアルの洋服の購入頻度を聞いた質問には「2~3か月に1回」(34.3%)の回答が最多だったことから、リアルの洋服購入頻度より、メタバース向けアバター衣装の購入頻度の方が高いことが伺えたとしている。
「スタイモア―」の展開では、バーチャルイベントの支援サービスなどを手がけるGugenka社が支援している。