鹿児島県・知名町の住吉小児童 楽しくダンス、世界で活躍するプロが公演
【沖永良部】文化庁学校巡回公演「これがヒップホップダンス!」が13日、知名町立住吉小学校(牧口廣久校長)であった。全校児童48人が参加し、世界で活躍するプロのダンサーと音楽に合わせて体を動かすことの楽しさを学んだ。 文化庁の事業で、NPO法人「国際文化交流促進協会カルティベイト」が実施した。この日は、ロックやポップ、ブレイクダンスのダンサーとヒューマンビートボックスのプロら計10人が学校を訪れた。 公演では、最初に3種類のダンスとヒューマンビ―トボックスの特徴などが紹介された。その後、音楽とともにきらびやかなステージにダンサーが登場すると、子どもたちの視線はくぎ付けとなり、キレのあるダンスに「あの動き何?」「やばい」と歓声を上げていた。 このほか、ヒューマンビートボックスとダンサーとの共演や、ダンスバトルで盛り上がった。 特別授業もあり、ダンサーたちがステップや手の動きを子どもたちに指導。最後は、曲に合わせて全員で踊り切った。 同小6年の榮壬華月(にける)さん(11)は「5歳の頃からダンスをしていて、将来はダンサーになるのが夢。プロのダンスを見て、自分もステージで輝きたいと思った」と話した。