【横浜好き】『NPB AWARDS』で表彰されたベイスターズの選手
NPB AWARDSではファームの表彰も行われ、選考による選出ではベイスターズから優秀選手賞として石田裕太郎が選出されています。さらにスポンサー表彰では、サンケイスポーツ選定と、スポーツニッポン選定の優秀投手賞と新人賞に庄司陽斗、日刊スポーツ選定の努力賞として渡辺明貴が選ばれています。
大卒1年目の育成選手である庄司は、21試合に登板して8勝、防御率2.35と、規定投球回をクリアした選手で、いずれもリーグ2位の好成績で2部門での選出となりました。
余談になりますが、その庄司を抑えてイースタン・リーグの最優秀防御率投手賞、最多勝利賞、さらに勝率第1位投手賞と投手3冠に輝いたのが、2022年オフにベイスターズから東京ヤクルトに移籍した阪口皓亮で、移籍3年目の来季は大ブレイクの可能性もあるかもしれません。
NPB AWARDSではもう1人、正力松太郎賞に三浦大輔監督が選ばれています。正力賞は日本シリーズ優勝監督が自動的に選ばれる賞、と揶揄する声もありますが、これまで選出された豪華すぎる顔ぶれを見ると、三浦監督も日本の野球史に名を残す存在になったんだなと実感します。
一軍、二軍とも日本一になった今季のオフは、表彰式でもベイスターズが存在感を発揮しています。
文:大久保泰伸
大久保泰伸