【横浜好き】『NPB AWARDS』で表彰されたベイスターズの選手
早いもので、今年もあと1ヶ月。シーズンオフもたけなわといったところですが、この時期は表彰式のシーズンでもあります。2024年のプロ野球を飾った面々の晴れ舞台、ベイスターズからは誰が選ばれ、誰が惜しくも選ばれなかったのでしょうか。
11月26日に行われた『NPB AWARDS 2024』では、『ベストナイン賞』に山本祐大が選出されました。捕手部門で251票を集めた山本は、2位の坂倉将吾(広島)の29票を大きく離しての文句なしの選出となりました。
惜しかったのが、二塁手部門の牧秀悟で、1位の吉川尚輝(巨人、164票)と34票差(130票)の2位。一塁手部門でも、オースティンが1位の岡本和真(巨人、187票)に次ぐ2位(117票)でした。宮崎敏郎も三塁手部門の2位ですが、投票数は13票で、266票で1位の村上宗隆(東京ヤクルト)に大きく差をあけられています。
その他のポジションでは、投手部門で東克樹が3票で4位。外野手部門で佐野恵太が9票で7位、井上絢登、梶原昂希にも1票ずつ(10位タイ)が入っていますが、記者投票で選ばれるこの賞、井上を選んだのはやはりベイスターズ担当記者なのでしょうか。
28日に発表された『三井ゴールデン・グラブ賞』(GG賞)でも、捕手部門で山本が選出されています。こちらも217票でダントツと言える票数ですが、2位が巨人の岸田行倫(巨人、31票)ということで、守備部門での賞ということがうかがえます。
GG賞も選出は山本のみですが、投手部門の東は1位の菅野智之(巨人、93票)とわずか7票差(86票)の2位で惜しくも表彰を逃しています。三塁手部門の宮崎はこちらも2位ですが、49票と投票数は増えています。また、三塁手の1位は坂本勇人(巨人、168票)で、ベストナインの村上は4位(12票)ということを考えると、宮崎は攻守で高評価を受けている存在だとも言えそうです。
外野手部門で5位の桑原将志(81票)は、今季も代名詞となっているダイビングキャッチでたびたび球場を沸かせましたが、106試合出場で規定打席にも達しておらず、もう少し出場試合数が多ければ、といったところでしょうか。