「困難な課題」リバプールDFクアンサー獲得にイタリア王者が関心を示す?「来夏にチームを離れる可能性がある」
リバプールに所属するDFジャレル・クアンサーに、セリエAの王者インテルが関心を示しているようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間18日に、インテルが同選手獲得に関心を示している理由と移籍が実現する可能性について報じていた。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング イタリアメディア『interlive』は、「クアンサーは来夏にチームを離れる可能性がある」と題して、「守備面では、ここまで全試合に出場しているフィルジル・ファン・ダイクが主力であり、国際舞台で多くの話題を呼んでいる優れた技術的、身体的特徴を備えた才能を持つジャレル・クアンサーの出番は少ない」と、同選手の状況について言及。 そして、「インテルはクアンサーのことをとても気に入っており、彼は純粋なCBとして守備の中心に配置されるのに理想的な選手だと考えられている。さらに、彼が2,000万ユーロ(約32億円)で獲得できることを考えると、彼のコストはクラブの財政にも一致している」と、プロフィールや移籍金がクラブの求める基準と合致していると強調していた。 同選手は開幕のイプスウィッチ・タウン戦に出場していたものの、前半で交代。交代時には不満げな様子を隠しておらず、その後出場機会を得れていない。 この報道を受けて『CAUGHTOFFSIDE』は、「アンフィールドではポジション争いが熾烈で、現在クアンサーはファン・ダイクとイブラヒマ・コナテに次ぐ序列だ。先発メンバーに食い込むのは困難な課題だが、リバプールは複数の大会に出場しているため、スロット監督に好印象を与える機会が得られる可能性は高い」と、今後同選手の状況が変わる可能性を指摘。 そして、「ファン・ダイクは契約最終年であり、将来についてはまだ決定が下されていない。そのため、この若者にはさらなるチャンスが開かれる可能性がある」と述べつつ、「本格的なオファーが来た場合、リバプールの立場がどうなるかは不明だ」と、オファー次第では移籍交渉のテーブルにつく可能性もあると伝えていた。
フットボールチャンネル編集部