セクハラ問題を巡り南城市の古謝市長への辞職勧告決議案が賛成少数で否決 第三者委員会は検証進める
沖縄テレビ
強制わいせつの疑いで11月、書類送検された南城市の古謝景春市長に対し、南城市議会では辞職勧告決議案が提出されましたが、賛成少数により否決されました。 南城市の古謝景春市長は2022年、公用車の車内で当時、運転手を務めていた女性の胸を触るなどした強制わいせつの疑いで2024年11月に書類送検されました。 市議会の野党議員5人は19日の最終本会議で、市長の辞職を求める決議案を提出しました。 南城市議会宮城尚子議員: 人権意識やコンプライアンス意識のない人物が市政を担っているということに外ならず、速やかに職を辞することをここに強く勧告するものである 与党議員は、市長のセクハラについて事実として確定されたものはなく、辞職勧告は時期尚早と意見しました。 決議案は採決の結果、賛成少数で否決されました。 セクハラ問題については、現在、弁護士や社労士などで構成する第三者委員会が、市の職員への聞き取りを行い検証を進めています。
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