「家族が増えました」カラスに襲われていた黒い子猫を保護→猫可物件見つかる、初期費用確保、グッズがセール…全てががうまくいき始める
「家族が増えました」と子猫の画像をXに投稿したのは、ザク村さん/猫好きデザイナー/時にはディレクターやプロデューサーを務めるさん( @zakumura_san)。その投稿には、愛らしい黒猫の子猫が写っていました。 【写真】保護当時、顔の傷が痛々しかった なぜこの子猫を迎えたのでしょうか。ザク村さんにお話を伺いました。 ーーカラスにいじめられていたそうですね 「そうなんです。カラスに追いかけられていたみたいで、たまたま母の友人の庭に逃げ込んだところを保護されました」 ーー目のあたりに傷があると聞きましたが、今はどうですか? 「まだ傷跡が白く残っているものの、だいぶ目立たなくなりました。たぶん大人の毛が生えてくる頃には、ほとんどわからなくなると思います」 ーーなぜこの子を家族に迎えようと思ったのでしょうか? 「実家ではずっと黒猫たちと暮らしていたので、都内でも猫と暮らしたいなと漠然と思っていたんです。母の友人が保護したと聞き、そのエピソードや写真を見て、すぐに『お迎えしよう』と決めました。ちょうど来月に賃貸契約の更新がありましたし、すぐに猫可物件を探して引っ越しを決めたんです」 「もともと黒猫が好きだったのですが、今回も偶然黒猫だったので、これは運命だと感じました。今は実家で預かってもらっていて、引っ越しが終わったら正式にお迎えする予定です。実家が埼玉で近いので、毎週末会いに行っています」 ーーまだとても小さいですよね? 「推定2カ月半くらいです。獣医さんによると、7月下旬から8月上旬に生まれたのではないかとのことです」 ーーお名前とその由来を教えてください。 「『テオ』くんと名付けました。僕の好きな猫画家、テオフィル・アレクサンドル・スタンランにちなんでいます。また、ギリシャ語で『神の贈り物』を意味する『テオドロス』からも取りました」 「この子を迎えると決めてから、まるで神様のお導きのようにすべてが順調に進んでいて、すぐに条件の合う物件が見つかったり、初期費用の現金が手元にあったり、必要なグッズがセールだったりと、嬉しい偶然が重なりました。大変な目に遭っても頑張って生き延びたこの子を、これからも大切にしていきたいと思っています」 この投稿を見た人々からは、温かいコメントがたくさん寄せられました。 「わ!お顔、きれいになりましたね。よかったー」 「すくすく育ちますように」 「真っ黒真っ黒ちゃんで可愛い」 黒猫のテオくんを応援する声が次々と届き、ザク村さんの投稿はさらに賑わいました。 (まいどなニュース特約・渡辺 陽)
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