ブルーインパルス 最接近する際の間隔「速度約800km/hで約90cm」に小山薫堂&宇賀なつみも驚愕
ここで、今回取材に応じてくれた藤江さんから、スタジオにいる小山と宇賀に向けて「ブルーインパルスクイズ」を出題!
問題:2周隊形で飛行することが多いブルーインパルスですが、最接近する際の間隔はどのくらいでしょうか?
1.90cm 2.110cm 3.150cm 3つの選択肢に、宇賀は思わず「これ、(解答のなかで最も間隔が広い)150cmでもビックリですよ!」と驚きの声を上げつつ1番の「90cm」と予想。一方、小山は、2番の「110cm」と予想しました。
クイズの答え:90cm
藤江さんによると、ブルーインパルスが最も接近する隊形を取るのは「ファンブレイク」と呼ばれる演技課目で、「その際の速度は、約800km/hになります。その速度で約90cm。地上でいうと結構遠いですけど、飛んでいる飛行機で90cmとなると、ほぼ重なっているイメージですので、非常に高い操縦技術が求められる課目です」と補足します。 さらに、「編隊で飛ぶときは、(1番機を操縦する)編隊長以外、2番機以降の飛行機については、編隊長の基準となる飛行機を見て飛ぶので、前方を向いて飛んでいません。ですので、編隊長が宙返りをすれば、周りの2番機以降の飛行機も宙返りをするということになります」と藤江さん。「すごい……」と息を呑む小山、すかさず宇賀も「信じられない……」と驚愕しきり。 続けて、宇賀が「時速800km/hで90cmしか間があいていないんですよ!? 怖くないんですか!?」と驚いていると、小山も「神業としか言いようがないですよ。時速60km/hで走る車ですら、90cmの間隔で並走しろと言われたら怖いですよね。それを800km/hで……すごい。あらためて、ブルーインパルスの皆さんを尊敬しますよ」と大きくうなずいていました。 *
この日の放送では、その他にもブルーインパルスの5番機の飛行班員の藤井正和(ふじい・まさかず)さんと6番機の飛行班員の加藤拓也(かとう・たくや)さんに、日頃の厳しい訓練やブルーインパルスの一員として心の支えになっていることなどについても語っていただきました。 (TOKYO FM「日本郵便 SUNDAY’S POST」2024年2月4日(日)放送より)