高知県警と海上保安部がタッグ!南海トラフ地震を想定した救助訓練【高知】
RKC高知放送
南海トラフ地震に備えて、11月6日に高知県土佐清水市でけが人を海上から救助する訓練が行われ、高知県警と海上保安部が連携の手順を確認しました。 土佐清水市の窪津漁港で行われた訓練は、県警と高知海上保安部が災害発生時の連携を強化しようと毎年行っているものです。5回目となる今回は中村警察署や土佐清水海上保安署などから26人が参加しました。 訓練は、南海トラフ地震が発生して道路が寸断し、陸路での救出や救助ができないとの想定で行われました。 通報を受けた警察官は地震でけがをした人にタオルなどで応急処置をし、土佐清水海上保安署の巡視艇が到着すると担架に乗せて船に運び込むまでの手順を確認していました。 ■中村警察署・秋山陽奨 警備課長 「海上保安署との連携という所を確認させてもらったので、南海トラフ地震が発生した際はスムーズに連携し、地域の住民の方を1人でも多く即座に救助できるように今後の活動に繋げていきたい」 県警と海上保安部は災害時の協定を結んでいて、いざというときにスムーズな連携ができるよう、今後も訓練を繰り返し実効性を高めていくことにしています。