196cmの大型センターバックはインテルの未来 2029年まで契約延長したDFビセックの成長「予想していたよりも良いプレイが出来ている」
今季はより重要な存在に
今月15日、インテルは23歳のドイツ人DFヤン・ビセックとの契約を2029年まで延長したことを発表した。 ビセックは昨夏にデンマークのオーフスから加入した196cmの大型センターバックで、U-21ドイツ代表でもプレイしてきた有望株だ。今季は全コンペティション合わせて11試合に出場しており、2年目の今季はチームにとってさらに重要な存在になっている。 フランチェスコ・アチェルビやステファン・デ・フライ、アレッサンドロ・バストーニなどインテルには優秀なセンターバックが揃うが、バックアッパーにビセックが控えているのは大きい。196cmのサイズはセットプレイでも威力を発揮するため、指揮官シモーネ・インザーギにとっても貴重な存在だろう。 クラブ公式にて、ビセックも契約延長を喜んでいる。インテルでのプレイはビセックが成長するうえでベストな選択肢だろう。 「クラブが信頼を寄せてくれているのが分かる。この契約更新に満足している。ここに来る前は僕のことを知っている人はあまりいなかったと思うけど、多くの人が予想していたよりも良いプレイが出来ているんじゃないかな。まだ改善できる部分は多くあるけどね。まだ完璧な選手ではないし、戦術面、メンタル面で取り組むべきことが数多くある。メンタルの成長が今後のカギだと思う」 インテルで成長すれば、ドイツA代表への道も見えてくるはず。23歳と若いことも魅力で、これからが楽しみな選手だ。
構成/ザ・ワールド編集部