ロケットラボ、Synspectiveの小型SAR衛星を打ち上げ SAR衛星コンステレーションの構築進む
シンスペクティブの新井元行代表取締役CEOは「Synspectiveは先日創業から6年が経ちました。今回の成功を含め、これまでに4機の衛星打上げの成功と、複数のソリューションの展開、そして世界中のパートナーとの連携や多くの顧客との取引開始など順調に成長してきました。今年は衛星量産拠点の整備、ならびにコンステレーション運用力、データ供給量、そしてデータ解析能力を強化していきます」とコメントしています。 ちなみに、前回打ち上げられた衛星は「StriX-1」でしたが、今回打ち上げられた衛星は「StriX-2」ではなく「StriX-3」でした。シンスペクティブによると、同社は小型SAR衛星のコンステレーション構築を目指すために複数の衛星を同時並行で製造しており、衛星の製造状況に応じて準備が整った機体から打ち上げられるため、機体の打ち上げ順番は前後する場合があるということです。シンスペクティブによれば、StriX-2はすでに製造が行われており、今後打ち上げが計画されています。 また、今回の打ち上げミッション名「Owl Night Long」は米国のシンガーソングライターのライオネル・リッチーによる楽曲「All Night Long」のオマージュであり、フクロウの”owl”と”all”をかけているということです。ここではSAR衛星の「夜通し(all night long)」観測できる特徴も合わせて表現しています。ミッションロゴはレコードをモチーフにしたデザインで、2曲目の「24/7」は英語圏の表現で「毎日24時間・週7日間」を表し、3曲目の「Through Cloud and Rain」は曇りや雨でも地上をレーダーで観測できるSARの特徴を表しているといったように、4つの曲名でSARの特徴が表現されています。 SourceSource Rocket Lab - Rocket Lab Successfully Launches 45th Electron Mission, 4th for Longtime Partner Synspective Synspective - Synspectiveの小型SAR衛星「StriX-3」軌道投入に成功。アンテナの展開成功も確認。 Synspective - Owl Night Long Rocket Lab - Rocket Lab Successfully Launches 45th Electron Mission, 4th for Longtime Partner Synspective Synspective - Synspectiveの小型SAR衛星「StriX-3」軌道投入に成功。アンテナの展開成功も確認。 Synspective - Owl Night Long
出口隼詩