がんで子宮を失ったカナダのニュースレポーター、「妊娠したの?」と体型批判をしてくる男性視聴者に反論!多くの称賛の声が寄せられる「これが女性の姿。あなたは美しい!」「彼女に拍手を送りたい」
昨年、テレビの生放送中に体型を批判する酷いメールが届き、その心ない文章を読み上げ、がんによって子宮を失ったことを明かした交通レポーターの女性。あれから1年が経った今、彼女の見事な対応が再び話題になっている--。 【動画】「このようなメールが届くと期待していたでしょう?」体型批判が送られてきた実際の映像
容姿を批判されたレポーターの見事な返し
カナダの朝の番組『Global News Morning Calgary』の交通レポーターである、レスリー・ホートンさん。いつものように交通情報を伝えていたところ、視聴者から彼女の容姿を批判するメールを届いたという。 ホートンさんは失礼な視聴者に対応するために、「『妊娠おめでとうございます』というメールが届いたので、返事をします」といい、ニュースを一時中断。メールには続けて、「『昔のバスの運転手みたいなズボンを履くのなら、このようなメールが届くと期待していたでしょう?』」とつづられていたことを明かし、容姿を批判する心ないメールを送ってきた視聴者に対し、こう訴えかけた。 「どうもありがとうございます。ええと…妊娠はしていません。実は昨年、がんで子宮を失ったんです。それから私のこの体型は、私と同年代の女性のよくある姿だと思います。だから、もしあなたにとって不快なものであるなら、それは残念なことです。送ったメールの内容について、考えてみてください」 Xの投稿には、2024年12月末時点で2,200件以上ものコメントがユーザーから届いており、多くの人がホートンさんの対応を称賛している。 ・「レスリー、よくやったね! あなたの言う通り、これが女性の姿。あなたは美しい!」 ・「あなたはがんと闘う戦士であり、世界中の女性の擁護者。これからも頑張ってください」 ・「アンチに対処しなければならないのは残念なこと。あなたらしく、美しくあり続けてください!」 ・「彼女に拍手を送りたい。相当な勇気が必要だったに違いない!」 失礼な視聴者に冷静に対応したホートンさんは、人々から寄せられたメッセージに目を通し、自身のXには「今朝はたくさんのあたたかいメッセージをありがとう。震えが止まるまで時間がかかりましたが、今は落ち着いています」とつづった。 また、昨年の体型批判を受け、現在ホートンさんは「これが同年代の女性の姿」というアパレルも発売している。