プロが教える、漫画(マンガ)を少しでも高く買取ってもらうための秘訣!
今や日本の文化である「漫画(マンガ)」。年齢に関わらず、漫画を読むことが好きという人は多いだろう。今は電子書籍があるものの、紙で読む方が好きという人も少なくない。また紙の漫画であれば、読まなくなったら古本屋で売れることもメリットの一つだ。だが「思ったより値段が安かった…」など、がっかりしたことがある人も多いのではないだろうか。今回は、漫画買取のプロが教える、漫画を高く売る秘訣をご紹介。漫画を売りに行く前にチェックしておくことをおすすめする。 【画像でわかる】唯一無二のニコニコ動画、YouTubeがニコ動の代わりにならない理由
漫画の高価買取は「セット売り」未完シリーズでもセットで買取依頼を
漫画に特化したサイト「漫画買取ネット」が、2024年6月1日(土)~6月30日(日)の買取実績データに基づいた、漫画を高く売るための秘訣を公開している。結論から言えば、人気漫画の全巻セットや完結セットであれば、単品で売るよりも大幅に高い価格で買取されるという。では、実際に単品で売るのとセットで売るのとで、どれほどの金額差が生まれるのだろうか。 「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」1~6巻セットは、1巻あたりの買取価格が54円~410円。合計すると1,333円となるが、セット買取価格は2,210円。2倍とまではいかないが、1,000円弱の価格差がある。「ダンジョン飯」全14巻完結セットは、1巻あたりの買取価格は16円~310円、単品買取価格の合計は1,193円だが、セット買取価格はなんと4,420円。約3.7倍だった。完結セットは他にも価格が高くなる傾向を示しており、「ザ・ファブル The second contact」全9巻完結セットの単品買取価格は合計361円と悲しくなる金額だが、セット売りであれば2,130円に。なんと5.9倍の金額がついている。 漫画をセットで売ると高くなる理由は、自分が買う側の立場になれば容易に推測できるが、そのニーズが高いからだ。また、買取業者にとっては全巻揃った状態での買取であれば査定時間が短縮でき、査定後すぐに販売ができることも、要因の一つ。特に完結したばかりのシリーズであれば高価買取が期待できるという。未完シリーズであっても同様の傾向があるので、バラで売るよりセットで持ち込むことを推奨する。