友人が「年金から税金引かれてない」といいます。年金から税金が天引きされない人っているのですか?
まとめにかえて
今回は厚生年金と国民年金の受給額や天引きされるお金について見てきました。少子高齢化が進んでいる日本では、現役世代のみならず高齢者世代にも社会保険料の負担が増加しているという話を聞くことも少なくありません。 今後、さらに少子高齢化が進むことによって社会保険料などの負担が増えれば、ただでさえ少ないと言われる年金の手取り額がさらに少なくなることも十分考えられます。 年金から引かれるものが増えて、老後の生活がままならないなんて状況にならないためにも、年金以外に頼れる老後資金をあらかじめ準備しておく必要があるでしょう。 老後資金の準備については、預貯金で準備するのもアリですが、低金利の今であれば個人年金やiDeCo、NISAなどで運用しながら老後資金を準備する方法など多種多様な方法があります。 まずは、自分に合った老後資金の準備方法はどれなのかを探してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします ~年金額は前年度から2.7%の引上げです~ 」 ・日本年金機構「Q.年金から所得税および復興特別所得税が源泉徴収される対象となる人は、どのような人でしょうか。」 ・日本年金機構「国民年金・厚生年金保険 被保険者のしおり」(令和5年4月) ・厚生労働省「日本の公的年金は『2階建て』」
鶴田 綾