山形の10代投票率、前回衆院選５割 意識調査で投票率低下「構わない」「やむを得ない」
15日公示、27日投開票の衆院選に関連して、山形県内の年代別投票率の動向を直近のデータで振り返った。18～19歳の令和3年選挙における投票率は50・66％で、平成29年選挙の49・25％と同水準だった。この年齢層の両選挙時における全国平均は40％強だった。 3年選挙では60代後半が81・49％と最も高い結果となった。3年、29年選挙はともに、60代前半、60代後半、70代前半がいずれも、80％台となっている。29年選挙時は70代前半が81・82％で最高だった。 県選管が3年選挙後に実施した意識調査で、投票率の低下傾向に関する認識を尋ねたところ、「別に構わない」と「止（や）むを得ない」との回答が計46・4％。29年選挙時の調査では計53・7％だったことから、投票行動に関する否定的な認識は低減傾向にある。「なんとかすべき」との回答も45・5％あり、29年調査と比べ、約9ポイント上昇した。
