「100%フランス」の3週間 2年ぶりシャンゼリゼ帰還で感動のフィナーレ必至!【ツール・ド・フランス2025 ルートプレゼンテーション】
一方で、プリモシュ・ログリッチ(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)は、現時点では慎重な姿勢。「ジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャのコースも見ないといけない。それらを比較して2025年の目標を決める」としている。
大会最初のマイヨ・ジョーヌ着用が視野に入るスプリンター陣も意気が上がる。ヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)は「スプリントチャンスは7~8回。もちろん第1ステージの勝利も目指す」と宣言。フィリプセンに勝って今年のマイヨ・ヴェールに輝いたビニヤム・ギルマイ(アンテルマルシェ・ワンティ)も、「僕の夢」と表現するマイヨ・ジョーヌを目標に据える。
2024年はパリ五輪開催の関係から日程が前倒しになったが、2025年大会は通常スケジュールに戻って7月5日から27日までの日程で行われる。また、ツール・ド・フランス ファムは7月26日から8月3日までの9日間で、ブルターニュ地方からアルプスに向かう総距離1165kmのルートで争われる。
文:福光 俊介
福光 俊介
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