民進蓮舫代表が定例会見5月25日(全文1)加計学園問題、国民の前で明らかに
天下り調査、辞めた次官はコメントできないという件について
記者1:〓幹事社の****00:06:57〓と申します。今度、参院の文教科学委員会の中で、再三、各議員の方からその面、質問出まして、政府側からの回答、松野文部科学大臣をはじめ、前次官はもうお辞めになってるので民間人であるということで、コメントできないというような回答がありました。これについての受け止めと、それと併せて、〓****ハ00:07:21〓やはり先ほど〓ココデ****00:07:22〓菅官房長官が、ご本人の〓首に 00:07:27〓に当たる経緯について、かなり批判があると。その辺りの関連性についても〓****00:07:35〓。 蓮舫:松野大臣は辞めた方に対してコメントする立場にはないとお話になられましたが、私からしてみたら、むしろ辞められた方が文科省が正式に起こった調査に対して真っ向から反対のことをおっしゃるのであれば、ぜひそれはヒアリングをする対象だと思っています。文科省の調査が絶対なものだという自信をお持ちであれば、しかも教育行政がゆがめられていないという自信をお持ちなのであればこそ、なおのこと自分に仕えてくださった前事務次官には携帯電話でも、あるいはヒアリングをしっかり行って、そこには齟齬がなかったんだと、調査をしたんだと説明をすることのほうが松野大臣のお話しになられてることが裏付けられるんではないかと思います。 今日の委員会の中ではその調査自体も行わないという立場だったので、がっかりです。何も明らかにしたくない、ふたをしたい、この異常な事態はおかしくないと言い続けている文科省は、自らの主張がゆがめられたことに対する怒りも、行政がゆがめられたんではないかとする前事務次官の指摘も、それすらにしっかりと抵抗して公平な調査を行うという意識をトップが持っていないのは、私は極めて残念だと思います。 読売テレビ:読売テレビの〓***00:08:55〓です。今のお話ですと、やはり文科省は再調査を行うべきだというお考えだと思うんですけども、その際、今回の調査は担当者を中心に7人だけだったということなんですけども、やはり前次官がああいうことをおっしゃってるっていうことは、例えばその下の官房長もそういった報告を受けているかもしれないし、あるいは民間〓*テキ00:09:13〓の中でももう少し対象範囲を広げたほうがいいんじゃないか。あるいは共有、担当者だけじゃなくて、個人のパソコンの中でも見たほうがいいんじゃないか、そういった〓シ****00:09:21〓。対象者の範囲、もし〓ソノ*******00:09:24〓であればその辺はどうお考えなのか、お願いします。 蓮舫:まず調査対象者が7人というのはあまりにも少な過ぎます。天下りの調査を行ったときの対象数と比べてみてください。しかも個人の記憶、個人が作成したかという確認を行っただけであって、個人に調査をしたのに、その個人フォルダは調べていない。共有フォルダだけを調べているという、あえて何も出てこないところをちょっとのぞき見をして、出てこなかったと言っているに過ぎませんから、調査結果自体も誘導して作られたものではないかと疑わざるを得ません。ですから、対象者の狭さももちろんのことですが、対象する、調べる場所も含めてもっと広げるべきです。 特にその事務次官を支えてる官房長の部分は、執行部の部分は共有していった、おそらくものがあるのではないかという推察も当然ながら働きますので、そこを早急に調査をするべきだと私たちは考えています。 司会:ほかに、はい、じゃあ。 テレビ朝日:テレビ朝日の〓ウエスギ 00:10:38〓です。先ほどの衆院の文科委員会の理事懇でも野党から参考人招致を求めたんですけれども、前川氏が民間人だからという理由で拒否しました。天下り問題でも前川氏は参考人として来ていたので、矛盾するのではないかという指摘もありますけれども、蓮舫代表はどのようにお考えでしょうか。 蓮舫:ごめんなさい、その情報はまだ直接聞いていないんですが、前川氏は民間人だから国会への招致は慎重だということですか。まったく同じことを聞いた記憶があります。籠池氏が民間人だから国会招致は慎重であるべきだと言った竹下国会対策委員長は、総理が侮辱されたから参考人ではなくて、いきなりあれは証人喚問でした。ならば、前川前事務次官が総理を侮辱するような言動があったら、それであれば国会に証人喚問されるんでしょうか。あまりにも自民、公明の言っていることは自分たちにご都合主義過ぎます。疑惑とそこに問題と、官邸と前事務次官が言っていることが真っ向から対立するのを、お互いがお互いをある意味、今、美しくないなと思うのは、何かあったものをない、言ってないことは言った、言ってないし僕はこう思った、それはなかったって。お互いがちょっとののしり合っているような、まさに政治不信、まさに行政不信に陥るような構造がありますので、こういうことではなくて、堂々と国会の場所で、予算委員会で、文科委員会で国会にお越しをいただいて、正しいことを話していただくのが筋だと思います。 【連載】民進党蓮舫代表が定例会見2017年5月25日 全文2へ続く