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アメリカ・ラスベガス郊外の砂漠地帯に突如、謎の“鏡張り”の三角柱が出現。大自然に現れた異様な光景に「神秘的すぎる」と話題になっている。このオブジェは一体どのように出現したのだろうか？ ーー。 【写真・動画】ラスベガス郊外の砂漠地帯に突如出現した謎の“鏡張り”の三角柱、「神秘的すぎる」と話題に。

突如現れた“鏡張り柱”。その理由とは？

「天候への備えをせず、水を十分持たずにハイキングに行くとおかしな光景をたくさん目にするが、これを見て欲しい」。ラスベガス警察は6月中旬、SNSにこのようにキャプションを添え、2枚の写真を投稿した。画像には、大自然のなかに鏡ばりで輝く柱が立っている。鏡に風景が反射して、あたかも透明かのように見える様子は、SF映画に出てくるような異様な光景である。 警察によると、この高さ約1.95メートルの柱はラスベガスの北側にあるガス・ピーク近くのハイキング・トレイルで発見された。鉄筋とコンクリートで固定されていたという。

「神秘的な光景」と話題に。どのように設置された？

ラスベガス警察はその後、この謎に包まれたオブジェを強制撤去したことを発表。しかし、設置者やその目的については不明のままだ。足場の悪いハイキングコースでは、設置するにもかなり大掛かりな作業となったに違いないが、設置した痕跡は何も残されていない。この投稿はすぐに拡散され、様々なコメントが寄せられた。 「なんか神秘的な光景」「こんな大自然に現れて、設置された痕跡もないなんて...」「もしかしたら、別の場所に行くポータルかもしれない」とスタンリー・キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』に登場する物体を連想するような声も見られた。

2020年から世界のあらゆるところで確認

このオブジェは、2020年にもカリフォルニア、ラスベガス、イギリスなど米国を中心に世界各地でも発見されている。2020年11月18日に米ユタ州近辺の砂漠地帯で見つかった同様の柱。高さ3.6メートルの金属柱で、グーグルアースのデータと照らし合わせたところ、2015年8月から2016年10月の間に現れたと考えられている。そして、11月27日に忽然と消えてしまったという。 また、その後すぐに同じような柱がルーマニアに出現。さらには、カリフォルニア、ニューメキシコにも現れたが、すぐに取り壊された。次は一体どこに現れるのだろうか。謎は深まるばかりだ。