キャサリン皇太子妃主催のクリスマスキャロルが開催 ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子も出席する
英国王室の新たな伝統となりつつある、キャサリン皇太子妃が主催するクリスマスキャロル「Together At Christmas」。今年で4回目になるキャロルが現地時間12月6日(金)の夜にウェストミンスター寺院で開催、チャリティコンサートとミサが行われた。 【写真】上品&華やか! キャサリン妃の歴代クリスマスルック
主催者の皇太子妃はウィリアム皇太子や子どもたち、他のロイヤルファミリーよりもひと足先に寺院に到着。この日は「アレキサンダー マックイーン」の真っ赤なコートにボウタイという、クリスマスにふさわしい華やかな装いだった。
皇太子妃はキャロルの前にパフォーマーや招待客たちと対面し、言葉を交わした。今年のパフォーマーの中にはシンガーソングライターのパロマ・フェイスも。彼女も皇太子妃と同じようにがんの化学治療を経験している。パロマがお見舞いの言葉を伝えると「昨年の今頃は、今年がこんな年になるとは思ってもいませんでした」と苦難に満ちた1年を振り返ったという。雑誌『ハロー!』が報じている。
その後ウィリアム皇太子とジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が寺院に到着。皇太子妃は4人を出迎えると、みんなで寺院の外にある、大きなツリーのもとへ。
昨年のキャロルで皇太子妃は、招待した子どもたちに「今年大変な経験をした子どもたちに手作りのクリスマスカードを送ってほしい」とリクエスト。その専用のポストを寺院の外に設置していたが、今年はこの「親切の木」を実施。ゲストがそれぞれ誰かへの感謝のメッセージを真っ赤なカードに書き、木をデコレーションするという催しを企画した。
ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子もカードを持参。雑誌『ハロー!』によるとルイ王子は「おばあちゃんとおじいちゃん、僕とゲームをして遊んでくれてありがとう」とカードに書いていた。キャサリン皇太子妃の両親、キャロル&マイケル・ミドルトンへのメッセージと見られている。
キャロルにはロイヤルファミリーも参加。第2子妊娠中のベアトリス王女も夫のエドアルド・マペッリ・モッツィと、モッツィの子どもであるクリストファー・ウルフと3人で仲良く出席。アン王女の愛娘ザラ・ティンダルも姿を見せた。