「慢性腎臓病」リスク、1日2杯以上の“加糖飲料”で増加 韓国研究グループの新発表
編集部まとめ
韓国の延世大学校らの研究グループは、「加糖飲料・人工甘味料添加飲料・天然果汁飲料の1日あたりの摂取量と、慢性腎臓病の発症リスクの関連を調査した結果、加糖飲料と人工甘味料添加飲料を飲む回数が多い人は慢性腎臓病の発症リスクが有意に高くなった」と発表しました。日本の成人の11%が慢性腎臓病患者と言われており、今回の研究は注目を集めそうです。
【この記事の監修医師】
甲斐沼 孟 先生(上場企業産業医) 大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。上場企業産業医。日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。